こんにちは。ヤンヤンリーのYangliです。
2019年12月に妊娠が発覚し、2020年8月に第一子アルンを出産しました。
初めての出産が海外でいろいろ不安でしたが、この経験が少しでもどなたかのお役に立てば嬉しいな!と思ったので書き収めたいと思います。
媽媽手冊(母子手帳)に記載されている健診スケジュール
台湾では媽媽手冊(母子手帳)をもらってから10回分の健診は保険が適応され、それ以降、それ以前は自費になります。
媽媽手冊(母子手帳)にスケジュールが記載されていますが、必ずしもその週数に健診があるわけではなく、多少ずれるのが一般的なようです。
また、1回使うごとに媽媽手冊(母子手帳)にスタンプが押されます。
回 | 週数 | 健診内容 |
1 | 12週 | 母子手帳配布 血液検査(血液型、RH、梅毒、風疹、エイズ、B型肝炎) 尿検査 |
2 | 16週 | 健診のみ |
3 | 20週 | 超音波検査(保険適応) |
4 | 24週 | 血液検査 妊娠糖尿病検査 24-30週4D超音波(自費) |
5 | 28週 | 28-36週百日咳ワクチン(自費) |
6 | 32週 | 超音波検査(自費) (胎児の成長状況、胎盤、羊水、胎児の位置) |
7 | 34週 | 健診のみ |
8 | 36週 | GBS検査 |
9 | 37週 | 健診のみ |
10 | 38週 | NST(自費) 超音波検査(自費) |
11 | 39週 | NST(自費) 超音波検査(自費) |
12 | 40週 | NST(自費) 超音波検査(自費) |
実際の健診スケジュール
心拍確認前(妊娠 5週、9週)
妊娠5週の際は尿検査でもうっすら陽性で、超音波を見ても黒い丸を確認できる程度だったので、9週目に再度受診しました。
1回目健診(妊娠12週)
- 超音波検査
- 媽媽手冊(母子手帳)配布
- 血液検査(血液型、RH、梅毒、風疹、エイズ、B型肝炎)
戸籍が台北市にあるため、台北市から補助が出る検査内容の説明、妊娠期の栄養摂取の説明など、いっきに説明されました。
また、媽媽手冊(母子手帳)を手に入れたので、マタニティーマークももらえます。マタニティーマークのもらい方は別の記事で紹介しています。
2、3回目健診(妊娠16週、20週)
- 超音波検査
2回目、3回目は禾馨婦產科にて2D、4Dエコーで赤ちゃんの確認、つわりなど母体の健康チェックをされました。
高層次超音波(妊娠22週)
妊娠22週は『高層次超音波(level II fetal screen)』を受診。詳しくは別の記事で紹介しています。
4回目健診(妊娠26週)
- 妊娠糖尿病検査
- 超音波検査
妊娠26週では『妊娠糖尿病検査』があります。
補助が出るので検査費はNT$500でした。検査内容は別の記事にまとめてあります。
5回目健診(妊娠28週)
台湾の転院は緩いので、ネットで予約して紹介状とか何もなく転院完了です。
出産時のベッド予約もいらないので本当に気楽に変更可能です。
臺安醫院では初めての健診だったので簡単に心音と、子宮の長さ(お腹の上から物差しで)を確認されました。
妊娠糖尿病食事指導、再検査(妊娠29週、30週)
禾馨婦產科での妊娠糖尿病検査で数値をオーバーしたと報告したので、29週に食事指導を受け、その翌週(30週)に再度糖尿病検査を受けました。
詳しくは別の記事をご覧ください。
6回目健診(妊娠32週)
- 百日咳ワクチン(自費)
- 心音チェック
- 子宮の長さチェック
あくまでも任意ですが、念のため接種しました。
7、8回目健診(妊娠34週、36週)
- 超音波(自費)(34週)
- 心音チェック
- 子宮の長さチェック
- GBS検査(36週)
臺安醫院は総合病院だからか、滅多に超音波検査は行われませんでした。
26週に見たっきりアルンのことを見ていなかったので、34週時に受付で予約し2Dで確認しました。
禾馨婦產科の時はゆっくり2Dと4Dを見させてくれましたが、臺安醫院では2Dだけでしかもすごくあっさりと見終わり、週数が上がるにつれて適当なエコー写真しかくれません…。
エコー写真を日本にいる両親に見せるのが楽しみだったのに、心臓とか、大動脈、太もものエコー写真を渡されました…(苦笑)
「生完小孩不會再看照片了!!(産んだ後に見返すことはないよ)」と言われたけど、ちゃんとした写真が欲しいですよね(汗)
9~12回目健診(妊娠37~40週)
- 超音波(自費)(37週、39週)
- 心音の確認
- 子宮の長さチェック
- NST検査(自費)(38週、39週、40週)
感想(まとめ)
大きな総合病院に変えてから、超音波検査が少なくなり、結構不安でした。(1か月に1回くらいの割合)
やりたいといえば自費(NT$1,200-.)なのでやってくれますが、禾馨婦產科と比べてしまうと丁寧さも違うし、体のどこだかわからないエコー写真を何枚ももらう感じです…。
心臓とか、太もも、動脈とか…苦笑
医者:「生まれてしまえばエコー写真なんか見ないよ」
そりゃあ心臓や太もも、動脈の写真もらったら見ないよね…見てもどこだかわからないし…
それに比べて禾馨婦產科に通っていたときは、先生も一緒に「かわいいね~、口パクパクしてるよ」と沢山写真や動画をAPPの中に入れてくれ、なんどもエコーのために禾馨に行こうか悩みました。
台安では、臨月に入ってからも毎回超音波があるわけじゃないので、今赤ちゃんが何センチなのか、何グラムなのか、不安な気持ちが強かったです。(NT$1,200-.払って検査すればよかったのかも…)
NST検査も私の担当医は39週からしかやらない方針だったので、38週で自分で予約してやらせてもらいました。
内診も生まれる当日までありませんでした。
結構驚いたのは妊娠38週の健診時に「いつ産む?来週過ぎたら促進剤で陣痛来させるよ」って感じだったことかな。
『小さく生んで大きく育てる。小さく生むほうが母体も楽だよ!』っていう考えのお医者さんが多い印象でした。
結局わたしは予定日まで待つと伝え、予定日当日におしるし→陣痛という順にきて、翌朝出産でした!
出産については別の記事でもまとめてあります。
- 先生に聞きたいことはメモしていく
- 自分の意見をしっかり伝える(促進剤を打つか、予防接種するかなど)
- 超音波、NSTなどやりたいなら自分から動く
こんな感じで自分の意志をしっかり持っていれば台湾での健診もうまくいくと思います!!