【台湾で出産】海外で出産、突然の無痛分娩希望にも対応!!

こんにちは。ヤンヤンリーのYangliです。

2020年8月末、予定日より1日遅れでかわいいかわいいベビーちゃん、アルンを出産しました!!

もともとは日本に帰国して里帰り出産を予定してましたが、コロナ、育休手続きなどいろいろあって台湾で産むことにしました。

最終的には旦那さんもそばにいてくれて、よかったことがほとんどです!

里帰りしなかった理由

  • 育休申請するには出産から56日以内に台湾での戸籍謄本を会社に提出しないといけない。
  • 台湾で出生届を提出する際に海外で生まれた子は本人が同席しなくてはならない
  • 海外で生まれると台湾入国後6か月間健康保険証がない
目次

出産レポート

おしるしが来たので病院へ

予定日の朝起きると「おしるし」がきてました!!

寝てる最中に来たので、破水していないかよく分からず、念のためタクシーで病院へ向かうことに。

内診とNST(ノンストレステスト)の結果、まだ破水はしておらず、子宮口は1cmくらいしか開いてないとのこと…

病院側からは「もう予定日だし、このまま入院して、陣痛を誘発して今日生んだほうがいい。」といわれました。

でも、初めての出産、まだ予定日を大幅に過ぎたわけでもないので、アルンの出てきたい日、出てきたい時間に出てきてほしいと思い、自然に陣痛が来るのを待つ旨を伝えひとまず帰宅することにしました。

(帰宅する前に出産後当分いけなくなるだろうと思い、病院近くのコメダ珈琲でブランチ、ニトリで授乳用ランプを買ってMRTで帰宅)

前駆陣痛か本陣痛か分からない痛み開始

夕方ごろから結構な頻度でおなかが痛くなり、夕食後には6-7分間隔の痛み。

洗濯物を畳んでいたけど、だんだん耐えられなくなってきて、「もしやこれが陣痛か?」と思い、やっと病院へ行く決心をしました。

陣痛タクシーを呼んで家から30分くらいかかる病院へ出発!!(※陣痛タクシー呼んだけどただのアロハシャツ着た普通のタクシーでした…あれれ??)

家を出発したときはまだ歩ける痛みだったけど、病院に着くと痛みのときは歩くのも困難、やっぱり本陣痛が来ていたようです。

ちなみに旦那が意外と呑気で、「痛い、痛い」言ってるのにシャワー浴びたり、食器洗ったり、あまり私の相手をしてくれませんでした…。

のちのち理由を聞くと、「前駆陣痛が来てから生まれるまであと数日かかるもんかと思ったから。しかもそんなに痛そうじゃなかったし」とのことでした!!(笑)

病院に着いてから

病院に着いたのはたぶん23:00ごろ。着いてひとまず内診とNST検査をし、看護師さんから「入院しますか?どうしますか?」と聞かれ入院することに。

入院が決まってから、「点滴→血液採取→入院の手続き」の順に行い、日付が変わったら入院手続きをし、0:30くらい!?やっと陣痛室に案内されました。

陣痛室に行く前、旦那がいろいろと書類にサインしたり説明を受けたりしていましたが私はそれどころじゃありませんでした。

陣痛室は12H、2人部屋か1人部屋が選べました。

入院の病室は1人部屋、2人部屋、5人部屋(保険適応追加料金なし)から希望順に順位をつけ、2人部屋になりました。

病室は空き状況によるから、希望順に数字を書いて提出。旦那に3回くらい聞きなおされた…

急遽無痛分娩(減痛分娩)に変更

もともと無痛分娩は希望してなかったんだ。

どうして無痛分娩に変更したの?

痛みに耐えられなくなったから!

0:30頃お医者さんが子宮口を確認した際に、「子宮口はわずか2㎝!!!

この激痛にあと何時間耐えるのかホントに気が遠くなりそうでした…

そんな痛みに耐える姿をずっと見ていた旦那が、「もう、無痛にしようよ!よく頑張ったよ。これじゃ出産まで体力が持たないよ!」といってくれ、無痛分娩に切り替える決心をしました。

看護師さんに今から無痛に切り替えられるか旦那が聞きに行くと23:30くらいに検査した血液の結果が出て問題なければ打てるといわれ、あと30分は待ってください。とのこと。

もうここから無痛の麻酔が打たれるまでのことは記憶に無いくらい痛かった…

無痛分娩と言っても、正式には「減痛」なので完全に痛みがなくなるわけではありません。

無痛(減痛)の麻酔を打ってもらう

先生に絶対に動くなといわれ、陣痛の痛みと、背中に刺される注射の痛みと恐怖に耐えながら何とか動かずに我慢しぬきました。

打った瞬間楽になるのかと思いきや、ぜんぜん楽にならない…!!

麻酔が効くまでに30分くらいかかります。ゆっくり呼吸して、いきみを逃してください。」とのこと…

そこから何分経ったか分からないが痛みは徐々に和らいでいった気がする。。。

麻酔科の先生が麻酔について説明しにきたけど私は半分以上気絶状態でほぼ聞こえませんでした。

聞こえたのは出産まで3ステップで今1ステップ目、すごい痛いときに一回ボタンを押して、次押すまでに15分間隔を開けるとのこと。

3ステップあるから最初のうちに麻酔を全部使い切らないように気をつけてください。といわれたので、とりあえず最初の一回を打ってみました。

看護師さんが1:30だから次打っていいいのは1:45だよ~と言われ痛みに耐えているとまだ痛いか確認に来ました。

「痛い」と伝えると、「じゃあとりあえずあと1回打ってみよう。うんちしたい感覚があったらいってね」と言われ、「あるあるある」と必死に伝えました。

そこから睡魔に襲われ2:30まで睡眠。

お医者さんが子宮口確認に

2:45にお医者さんが子宮口と、私の様子を見に入ってきました。

「子宮口4㎝。まだまだかかりそうだね~!試しにいきんでみようか!1,2,3」と言われたので、言われた通りいきんでみました。

すると、医者「お、3:15に分娩台行くよ~出産だよ!!」と、突然の出産宣言!!

私も旦那もはてな状態。「子宮口4㎝で産めるの??」って感じでした。

そのまま陣痛室で寝てると、「パンッ」と音がして、2:50に破水生ぬるい水が一気に流れ出ました。

3:15に「分娩台へ移動するよ~」と言われたので、「じゃあトイレ行っときます」と言ったら「もう生まれるからダメ!!!!」と止められ分娩台へ~

分娩台にあがってからスピーディー出産

分娩室に連れていかれ、お医者さんや看護師さんが出産の準備を始めます。

旦那はビニールの帽子をかぶり、エプロンをし、ビニールで靴も覆った格好になってました。

分娩台にあがり出産の準備を終えると、「合図に合わせていきんでね」と言われ、「1,2,3」に合わせて2回いきむと「頭出たよ~!もう一回いきもう。1,2,3」

なんと分娩台にあがってから5分で出産!!無痛分娩であったため特に何の痛みもなく、突然赤ちゃんが生まれて自分でもびっくり!!

鼻から西瓜が出る痛さは経験できなかったものの、無事我が子が生まれてきてホッとしました。

出産後

私は傷口の処理などを受け、赤ちゃんも体重測ったり、足形とったり看護師さんがテキパキ作業してました。

旦那は看護師さんに言われるがままに赤ちゃんのビデオ撮影。

その後カンガルーケアをして、旦那も赤ちゃんを抱っこしてそれぞれ看護師さんが記念写真を撮ってくれました。

私は出産後極度の寒気に覆われ布団を3枚もかけてもらい、持って行ったホッカイロも開封して震えてました。

最後に

台湾で出産してみて、言語の問題はそこまで感じませんでした。(基本気を失って私は説明を聞いてないからかもしれません…)

お医者さんの技術も、看護師さんの親切さも日本と変わらないのかな?って感じです。

私の出産した病院ではバースプランとかは一切なく、その瞬間までよくわからず出産に挑みました!

入院着はザ・台湾って感じだったかな(笑)

病院での過ごし方などはまた後々書きたいと思います。

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