【台湾生活】台北の月子中心(産後ケアセンター)を選ぶ際注意したこと

こんにちは。ヤンリー・アイ台湾のYangliです。
産休に入り、出産が徐々に近づいてきているんだな~とのんきに考えて過ごしています。

台湾だと出産後は”月子中心(産後ケアセンター)”に入る人がほとんどです。私も妊娠29週とかなり遅い段階で入ることを決め、見学してきました。

普通なら妊娠12週くらいからみんな探し始めて、人気のところはすぐ予約いっぱいになってしまうそうですが、まだ空きがあってよかったです。

さて、今回”月子中心(産後ケアセンター)”を見学した際に注意した点、ポイントなどをメモしておこうと思うので、今後探す方の参考になったら嬉しいです!!

目次

月子中心(産後ケアセンター)って何するところ

BY 写真AC

台湾(中華圏)では「坐月子」という文化があり、産後1か月間母体は安静にすることが望まれ、そうすることで更年期が楽になるといわれています。
また、食べ物も漢方食を1週間ごと体の回復に合わせる必要があり、1日5~6回に分けて母体は漢方食を摂取していきます。長い人だと産後60日間も月子餐(漢方食)を頼むそうです!!

また、昔は1か月間髪を洗ってはいけない風習もあったそうですが、流石に今はそこまで強制されないみたいです!

ひと昔前までは母体のお世話を姑または実母がやっていたのですが、核家族が多くなったり、昔とは違った状況下の人が多くなったたため、近年では”月子中心(産後ケアセンター)”に入り、約1か月間専門の方に面倒を見てもうのが一般化しています。

月子中心と產後護理之家

よく耳にする名前は「月子中心」ですが、実際の名前は「產後護理之家」が多いようです。
私の今回見学に行った「月子中心」も全てホントの名前は「○○產後護理之家」と書いてありました。
違いは看護師がいるかいないかで、「產後護理之家」のほうに看護師がいます。

月子中心(産後ケアセンター)に入ると決めた理由

  1. コロナウイルスで日本での里帰り出産が厳しくなった
  2. コロナウイルスで日本から両親が来れなくなった
  3. 頼れる両親がそばにいない
  4. 異国の地で新生児を育てる不安
  5. 昼間助けてくれる人がそばにいない

これらの点から月子中心にお世話になることを決めました。

月子中心(産後ケアセンター)を選ぶ際注意したポイント

場所

  • 自宅から近いor旦那の職場から近い
  • 出産した病院から近いor出産した病院と提携している
  • 交通が便利

わたしたちはこの中から、「自宅から近い場所」と、「旦那の職場から近い場所」に絞って見学に行ってきました。
病院付近はもう予約いっぱいで見学に行けませんでした。

価格

ネット上や、電話で教えてくれる価格は元値なので、実際に見学に行くとそれより1‐3割ほど安くなります。
また、「何泊すると○○プレゼント」、「何日以内に契約すると〇%OFF」という企画を行っているところが多いので必ず足を運ぶことをお勧めします。
価格の目安としては台北市、新北市で一番狭い部屋(6~8平米)で1泊NT$6,000~8,000といったとこです。

安全性

台湾も地震大国ですし、最近やたらと火事のニュースを耳にします。
そのため、もしもここに泊っている間に災害がおこったら安全なのか?と考えたときに結構多くの月子中心(産後ケアセンター)が不安要素たっぷりだったため排除しました。
建物が何階か、築何年か、他の階には何が入っているかなどに注意しました。

静かさ

外が繁華街、または交通の量が多いと騒音など気になるかもしれません。
せっかく1か月近く休むのみ車のクラクションばかり聞こえたらなんか残念ですよね。

部屋の臭い、圧迫感

古い建物だとそれだけ年月が経っているため、気になる人には臭いがしたり、天井の高さなど圧迫感を感じることも。
あとはデザイン性が嫌いだったり、シャワールームの清潔度、ウォシュレットの年月などもチェックしました。

月子中心(産後ケアセンター)で質問したこと

  • おむつのメーカー
  • 粉ミルクのメーカー
  • 哺乳瓶の種類(ガラス製かプラスチック製か)
  • 看護師1人で赤ちゃん何人を面倒見ているか
  • 全部屋に窓がついているか
  • 赤ちゃんに会いたいときに会いに行けるか
  • 赤ちゃんにモニターが付いていてAPPから見れるか
  • 月子餐で苦手なものを配慮してくれるか
  • 月子餐はどこで作っているか(配達ならどこのお店か)
  • 母親の部屋に訪問客が来れるか
  • 1度に何人まで訪問に来れるか、予約は必要か
  • 面会時間
  • 部屋の掃除回数
  • 部屋の消毒回数
  • 両親学級はなにが開催されているか(沐浴は1対1で教えてくれるか)
  • 月子中心内にどんな施設があるか

月子中心(産後ケアセンター)を決めた決めて

私は全部で8軒見に行きました。コロナの影響もあったため、LINEのテレビ電話のところや、実際に行っても入口までで部屋を見せてくれないところがほとんどでしたが、部屋はどこの月子中心(産後ケアセンター)も作りや設備は似たり寄ったりです。

一番の決め手はやっぱり値段です。私は20日間利用することにしましたが、20日でこんだけかかるのか~と正直家計にだいぶ響きます…
1泊の料金がNT$1,000違うだけで1か月NT$20,000もの差に!!

次に、建物と設備の新しさにも注目しました。
20日泊るなら自分の気に入った雰囲気で安心して過ごしたいですよね!!

”月子中心(産後ケアセンター)”以外の選択肢

  1. 旦那と協力する
  2. 月嫂(特別な資格を持ったお手伝いさんを呼ぶ)
  3. 義理の両親にサポートしてもらう

感想

まだ実際に入って体験していないので、”月子中心(産後ケアセンター)”が一体どんなところで、ほんとにみんなが言うほどいいのかわかりませんが、出産が近づくにつれて楽しみにはなってきました。

1日5食の漢方料理は味が合うか結構不安です…会わなければ旦那に何か買ってきてもらえばいいかな~!

あと、見学は一気に見に行くことをお勧めします。たいていのところは3日以内に契約で○○%OFFと、優待価格があります。
1週間空いてしまうとその優待価格が使えなくなってしまうので、なんか損した気分に…

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