こんにちは。ヤンヤンリーのヤンリーです。
わが家はわたしが日本人、旦那が台湾人であるためアルンは必然的に日本と台湾の“日台ハーフ”となります。
ハーフというと「生まれつきバイリンガルだね」「二か国語しゃべれていいな」ってよく言われますが、生まれつき二か国語しゃべれる子などいません。
これからアルンがどんな壁にぶち当たるのか、無事に二か国語マスターできるのか、親として二か国語教えられるのか不安で仕方ないです。
英語や台湾語も!なんていったら四か国語になっちゃうね!!
でも、親の理想としては『せっかく日本人と台湾人の元に生まれたのだから、両方の言語を自由自在に操れるようにしてあげたい』『台湾のおじいちゃん、おばあちゃん、日本のおじいちゃん、おばあちゃんとの会話も不自由なくしてほしい』って思いますよね。
今回はそんなアルンの言語事情、初めてしゃべった言葉などをまとめたいと思います。
- 日本と台湾のハーフを出産or出産予定or育児中
- 日本語と中国語を教えている
- 日台ハーフの1歳児がどのような言葉を話すか興味がある
日台家族のわが家の言語環境
中国語:日本語 | |
旦那とわたし | 3:7 |
旦那とアルン | 7:3 |
わたしとアルン | 2:8 |
旦那の日本語力
旦那の日本語力はネイティブと言ってもおかしくないレベル。
いや、ネイティブかな!
日本語の小説も問題なく読めるし、映画もニュースももちろん字幕なしで内容わかってます。
そのため、意識していないとアルンにもしょっちゅう日本語で話しかけてしまいます。
わたしの中国語力
一応上海で1年学んで、その後台湾で8年以上生活してます。
台湾の現地企業で7年以上働いていたので、中の上くらい話せるし聞き取れるレベルかな?!
アルンに対しては100%日本語で話しかけたいところですが、今のところ幼稚園や保育園に行っていないので逆に中国語力が伸びないんじゃないかと思い、意識的に中国語を使って話しかけるようにしています。
わたしが頑張って中国語で話しかけているのに、それをご丁寧に日本語に訳してくれる旦那…(笑)
わたし:「阿輪,要不要去公園?」
旦那:「アルン、ママが公園行く?って聞いてるよ」
って感じでしょっちゅう訳してくれます(^_^;)
バイリンガル育児の取り組み
- 語りかけ
- 絵本、お歌
- 日本語環境を作る
語りかけ
お腹の中にいるときからよく語りかけをしていたのですが、0歳以降もずっと続けています。
1歳8か月になると、語りかけに対して反応があるので可愛くて仕方ありません!
散歩中や、天気、動物など目に入ってくるもの、肌で感じるものを一緒に共感したり。
日本語モード:「今日は暑いね」、「今鳥飛んでたね。どこ行くのかな?」
中国語モード:「今天天氣很熱欸」、「你看到鳥鳥嗎?它飛去哪裡呢」
って感じで、常に話しかけながら歩いてます。
それ以外にも、夜寝る前には一日の復習を両言語で語りかけてみたり。
今天早上我們在客美多吃早餐。是不是很好吃呀?
(今日の朝はコメダで朝ごはん食べたね。すごくおいしかったでしょ?)
うん!
と、全部「うん」と返事してくれてメロメロです。(親バカです)
絵本、お歌
3歳までに絵本の読み聞かせ、お歌の歌い聞かせが大切なことは有名な話だと思います。
わが家では絵本は問題なく両言語行っていますが、お歌はどうしても日本語に偏ってしまいがちというか、中国語の童謡歌えません。。。
中国語の子供の歌全然知らないんだよね。。。
中国語のおすすめ絵本もまとめてあるので、よかったらご覧ください。
くもんのうた200えほんはアルンのお気に入りで毎晩歌ってます
日本語環境を作る
現在は台湾で生活しているため、お買い物や公園に行ったときに耳に入ってくる言葉は基本的に中国語です。
義家族との交流ももちろん中国語。
そのため、両親以外の発する日本語に触れる機会が少ないくならないよう、日ごろから台湾在住の日本人ママさんたちとピクニックしたり公園遊びをしたりして日本語環境を作っています。
ありがたいことに、2020年生まれ(アルンの生まれ年)の子を持つ日本人ママさんと子供の会が定期的に行われているし、台湾に在住している日本人は結構多いので、台湾で日本語環境を作るのは意外と簡単です。
心配なのは、今後拠点を日本にしたときに中国語環境が作れるのかですね。
日台ハーフがはじめて発した言葉
初めて単語をしゃべったのはちょうど1歳になる前。
中国語を喋るのか、日本語をしゃべるのかすごくドキドキしました。
そんなわが子が初めて発した言葉は「ワンワン」!!!
一緒に西松屋でいないいないばあっ!のワンワンのぬいぐるみを見ていると突然「ワンワン」と言い出しました。
生後7か月から日本に長期滞在していたので、耳に入ってくる言葉はほとんど日本語の環境であったため納得の結果ですね。
初めて発する言葉は「母ちゃん」だと思ってたのにな~。(笑)
ちなみに、「母ちゃん」って教えたのに「ママ」って呼ばれてます!!
初めての中国語は「爸爸」じゃなくて、「抱抱」だったよ。(涙)
しかも、「パンダ」→「パンパン」→「アンパンマン」→「爸爸」の順でした~!!
日台ハーフ1歳8か月の現在の発語状況
日本語
- ワンワン
- ニャー
- まんま(ごはん)
- チッチ(おしっこ)
- パイパイ(おっぱい)
- あっち
- って(取って)
- ブッブー(車、ベビーカー、電車)
- あーん
- ばぁ(いないいないばあ)
- パンダ
- パンパン(パン)
- パンマン(アンパンマン)
- あわあわ(手を拭いてほしいとき)
- チィ(チーズ)
- シー(シリアル)
- いやや(いやだ)
- うん
- ポッポ(鳩)
- バイバイ
- うん
- よいしょ、よいしょ
- たい、たい(痛い、痛い)
- てて(手)
- GO!
- WOW!
- Yeah!
中国語
- 帽帽
- 脚脚
- 肚肚
- 這
- 姐姐
- 妹妹
- 哥哥
- 媽媽
- 爸爸
- 屁屁
- 鳥鳥
- 尿尿
- 貓
- de de(お茶の台湾語)
- 泡泡
- 鞋鞋
- 車車
- 麵麵
- 蛋蛋
- 襪襪
- 狗狗
- 好
- 要
- 機(飛機)
- 怕怕
- 抱抱(抱っこ、ハグ)
1歳7か月になったあたりから、一気に中国語の発語が増えてきました!
わたしの勝手な憶測ですが、中国語のほうが2語同じ音を繰り返すので発音しやすいのかなと思っています。
日本語で「抱っこ」、中国語だと「抱抱(bào bào)」や、日本語の「くつした」は中国語だと「襪襪(wà wà)」と四声を意識しなければ比較的発音しやすいですよね!
「尿尿(niào niào)」と「鳥鳥(niǎo niǎo)」は音だけ聞いてるとどっち言ってるか際どいですが、場面でわかるので問題なし。
中国語には日本語にない音、日本人には識別しにくい音もあるから、今のうちにできるようにさせておかないと!!
まとめ
まだまだ、バイリンガル育児をはじめて1年と8か月。
言葉を話すようになってからは8か月くらいなのでこれでいいのか、もっといい方法があるのかどんどん試していきたいし、親も一緒に勉強していきたいと思っています。
現在は台湾に住んでいるため、自然と中国語が耳に入りインプット、アウトプットができる環境ですが、いずれ日本に拠点を移した時にどうなるのか、親の考えや方向性もしっかりと決めておかなきゃですね。
あとはどうしても中国語で言って、日本語で言い直してしまったり、日本語で会話しているのに単語が中国語になってしまったりするので意識して直していきたいです…。
「この麵包,超好吃欸。」
「うわ、あそこに狗狗のうんちあるから、要小心喲!」
「わあ!あそこに飛行機飛んでるよ!你看到了嗎?」
こんな会話は両言語わかる人にしか伝わらないよね~