【台湾で出産】台湾現地採用で産休育休はどうなるのか

こんにちは。ヤンヤンリーのYangliです。
2020年8月末に出産し、現在台湾現地企業で育児休暇を取得中です。

日本だと産休育休制度、お祝い金、児童手当などありますが台湾にもあるのか気になるところです。

あくまでも現地採用、配偶者ビザの私の場合なので参考にならないかもしれませんが備忘録として残したいと思います。

目次

妊娠から産後まで台湾企業で取れる休暇

產檢假

妊婦健診の際に5日間有給で休めます!

  • 5日間
  • 有給休暇

申請に必要なもの

  • 病院の領収書

薬の領収書でもなんでも大丈夫!

安胎假

  • 年間30日間(病假、生理假と併用)
  • 1日の給料の半額

申請に必要なもの

  • 医師の診断証明書

証明書の発行にNT$100しました。1回目は内容が曖昧でもう一度書いてもらうことに…

年間30日を超えると無給で休めますが、その年の獎金に影響するそう

產假

  • 出産当日から8週間(休日を含む56日間)
  • 有給休暇
  • 在職期間6か月以上(6か月未満は給料の半額支給)

申請に必要なもの

  • 出生證明(病院で発行)

育嬰留停

  • 在職期間6か月以上(6か月以下の場合雇用主の判断)
  • 子供が3歳未満まで
  • 配偶者が在職中であること
  • 最長1年11か月申請可能
  • 出産前6か月間の給料の平均額から60%支給(6か月以降無給

最初の6か月間のみ給料支給、それ以降は無給

申請に必要なもの

  • 勞保局育嬰留職停薪津貼と續保申請書(会社が用意)
  • 通帳のコピー
  • 出生證明(病院で発行)
  • 戸籍謄本
  • 配偶者の在職証明書

赤い字は出産後に用意して会社に提出

陪產假

これはお父さんの休暇!

  • 出産前後15日内で合計5日間
  • 有給休暇

台湾の病院は旦那さんが付きっきりで(一緒に泊る)介護してくれるのが当たり前なのでこのお休みは大切!!

台湾人は育児休暇を取得するのか

あくまでも私の知ってる範囲内でのお話ですが、日本に比べて育児休暇を取る人は少ないと感じます。56日間は働いてはいけないので、産後56日休んですぐ職場復帰される方も結構いるし、生まれる数日前まで出勤しているのでほんとに驚きます!!

私の職場では56日+6か月取得する人が多いです。(ちなみにわたしは56日+1年間申請しました)

台湾でもらえるお祝い金

生育補助

台湾では出産お祝い金は各市によって異なります。台北市はNT$20,000一番高い市はNT$30,000一番低いところはNT$6,000(2020年12月現在)

それ以外にも市によっては妊婦健診時のタクシー代が支給されたり、産後の子供の病院で補助金が出たりとサービスが全然違います!!

勞保生育給付

2020年から始まったらしいありがたい給付金!!

  • 勞保に加入して280日後の出産、または満181日後の早産の女性対象
  • 出産前6か月分の平均給料から2か月分支給

育兒津貼

NT$2,500(毎月)

台北市と桃園市のみ”育嬰留停”の6か月間の給料と併用して支給される。他の市は6か月後より支給。また、2021年から金額が改善されるそう。(参考:https://blog.bananny.co/2020/10/05/childcare-subsidy-2021/

まとめ

海外の企業で産休育休を取得するのは、正直どこまで台湾人と同じ扱いなのかドキドキしましたが、全て同じように補助金も出るし、休みも取得できました。

とりあえず「出生證明」は沢山使う場面があったので多めに用意するのがお勧めです。私は5枚用意して、今のところ4枚は使い終わってます!!

日本以上に少子化が進んでいる台湾なので、今後もっと出産、育児へのサポートが支給されるといいな~と願うばかりです。

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